2025年3月1日より、「GR YARIS ARISING1」「S2000」「GT-R BNR32」の一部品番変更・廃盤・価 格変更がございます。

VARIS PROJECT – SUPER耐久

VARIS PROJECT – SUPER耐久

市販車にもっとも近いS耐で、空力と機能の両立を極める

1998年、トムススピリットレーシングチームから参戦していたST205 CELICA GT-FOURにエアロパーツの供給を開始。そして2025年現在に至るまで、VARISではさまざまなマシンにエアロパーツを供給し続けてまいりました。

スーパー耐久(以下:S耐)とは、市販車をベースにファインチューニングされたマシンで争う耐久レースです。エンジンは基本ノーマル+α、サスペンションは市販車と同形状が条件、エアロパーツの装着は求められるが、一般に市販された車検対応品がレギュレーションとして定められている。なお市販車と大きく異なる点は、安全確保のためのロールケージ装着やボディの軽量化、そして装着されるタイヤがスリックということくらいだろう。

Honda R&D Challenge


Honda R&D Challengeは、モータースポーツに関心のある従業員有志が集まり2016年に立ち上げたプライベートチームです。
ホンダのモータースポーツ活動は、創業者・本田宗一郎の開発思想にあった“走る実験室”を目的に1955年の浅間火山レースから脈々と続いております。本活動も“ヒトづくり、クルマづくり、モータースポーツの発展”へ貢献することを目指しております。

シンリョウレーシングチーム

チーム発足は2002年、ランサーエボ7にて自チームにて参戦開始。エボ7〜9まで6台製作し参戦。
2015年からエボ10にスイッチして4台のマシンを製作参戦中。

トムススピリットレーシングチーム


VARISは1998年よりトムススピリットレーシングチームにST205 CELICA GT-4にエアロパーツの供給を開始。当時現在のST-2クラスではLANCER EVOLUTION勢が良い結果を残しており、CELICA GT-4は苦戦している状態でした。VARISエアロパーツを装着し、クーリングやダウンフォース効果を上げたCELICA GT-4は仙台ハイランドでP.Pを獲 得。美祢ではクラス優勝と結果を残しました。

トムススピリットレーシングチーム

2000年からはトムススピリットレーシングチームが2台体制でN+クラス(後にST-5)ALTEZZAで参戦し、VARISもエアロパーツを供給しました。改造範囲が広く設定され車の動きもフォーミュラーカーに近い動きでした。この2台には現在国内外で活躍するレーシングドライバーもドライブし、F1でも活躍中の小林可夢偉選手や中嶋一貴選手らもスポット参戦しました。

TOM’S SPIRITレーシングチーム


2022年よりTOM’S SPIRITレーシングチームにST-4クラス、GR86用のエアロパーツを開発し供給。フロントスポイラー、ボンネット、GT-WINGを装着し、2022年はシリーズタイトルを獲得。2023年は年間3位と常に安定した走りを実現しました。

RSオガワレーシングチーム

2005年よりST-2クラスにて、スーパー耐久創立時より参戦しているRSオガワレーシングチームにLANCER EVOLUTIONのエアロパーツを供給開始。2009年にはエアロパーツの開発 TESTも同チームと積極的に行い、2010年にはST-2クラスにて念願のシリーズタイトルを獲得しました。

そしてスーパー耐久レースでもっともPOINTとなるのが、レースによって走行距離が大きく異なる点だろう。長丁場のレースで有名なのが、十勝24時間耐久レースだったが、現在(2015年)では富士スピードウェイで開催される真夏の8時間が最長レースとなっている。いかに速さを維持しつつ壊れないマシンに仕上げるか? また燃費などのレース戦略も重要なファクターとなってくる。

RSオガワは2010年、シリーズチャンピオンを獲得すると、2011年、2012年と連覇し、3年連続でシリーズチャンピオンに輝く。速さに加え抜群の安定感で、ライバルを寄せ付けないレース展開を演じていた。

一方、ラウンドによっては3時間というスプリントレースもある。微妙な距離(時間)なので、スタートから何も考えずがむしゃらに全開では行けない。さらにS耐は、GT3マシンと1000ccマシンが同じ舞台で戦うのも忘れてはならない。いかに速いマシンにキレイに抜かれるか? いかに遅いマシンをスムーズにパスするか? この駆け引きも順位に大きく影響してくる。クルマはもちろん、ドライバーにとっても過酷なレースと言えるだろう。
そんな理由から、S耐マシンに求められるエアロパーツには、空力性能はもちろんのこと、冷却性能や耐久性の確保が必須となってくる。どんなに空力に優れたフロントバンパーだったとしても、たった数周走っただけで水温や油温が上昇してしまうエアロでは話しにならない……。
それに付け加え、200km/hオーバーでの走行風や振動などでエアロパーツが破損することがあってはならない。耐久性を重視しつついかに軽く仕上げられるか? この相反するテーマをどこでバランスさせるかが難しい。

またスーパー耐久マシンに装着されるエアロは、すべて一般に市販されている車検対応品でなくてはならない。ここもS耐エアロならではと言える点だろう。スーパーGTマシンのように機能を重視したデザインにしたいが、市販車ベースなので同じようにデザインするのは不可能に近い。そのエアロを市販化させ、さらに車検対応にしなくてはならないからだ。さらにその見た目がカッコよくなければならない……。これがS耐エアロでもっとも頭を悩ませる部分だ。

このS耐レースで発生した課題を丁寧にクリアしアップデートを繰り返す。その最終バージョンが、皆さんの愛車に装着されている市販モデルだ。ぜひ安心してスポーツ走行を楽しんで頂きたい。

2013年以降も引き続き、RSオガワの20&30号車へエアロパーツをフルサポート。チーム監督の小川氏やドライバーからのコメントを反映し、細かな部分をアップデートしている。残念ながらここ数年、あと一歩及ばず、シリーズチャンピオンを逃している。2015シーズンは、6号車のEVO Xへのスイッチに伴い、CZ用エアロの供給を開始。フロント、サイド、リア、GTウイングといった定番エアロはもちろん、フロントフェンダーやドアなどもS耐レギュレーションに合致したエアロパーツを開発。このエアロが市販モデルの「EVO X ’14 Ver. Ultimateとなる。

>COMPANY PROFILE

COMPANY PROFILE

 エアロパーツの開発製造に携わること40年以上。業界では歴史のある会社です。 長年のレース活動から様々な経験やノウハウを積み、カーボン繊維を使用した裏付けのあるモノづくりに拘っております。独自のデザインを大切にし、製造方法の改善改良を日々行っております。
 VARISという会社はハンドメイドのモノづくりに拘る会社です。日本人だからこそできる気の利いたサービスをモノ作りを通して世界中にアピールしていきたい。機械に頼らず人の手でしか生み出せない物の価値を提供し続けたい。
 日本のモノづくりは世界の宝です。真のMADE IN JAPANのモノづくりは世界中に認められ、価値あるモノとして高く評価されています。 これらを念頭に、世界中にファンを持つグローバルブランドメーカーを目指すのがVARISという会社なのです。

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