エアロパーツの素材

求める性能に合わせて最適な素材をチョイスする

VARISが取り扱うおもな素材は、エアロパーツの素材でもっともスタンダートな「FRP」、スポーツカー向けエアロでおなじみの「CARBON」、そして本格的なレース車両に採用するVARIS独自の特殊素材「VSDC(VARIS Semi Dry Carbon Manufacturing)」の3つです。
これらの素材にはそれぞれメリットとデメリットがございます。VARISではそれぞれの素材が持つメリットを最大限引き出しつつ、適正なところに適正な素材を採用。ユーザーが求める性能を実現するべく、日々研究を重ね実践テストを行っております。
それではまず、各素材の特徴を紹介していきましょう。

FRP製

ガラス繊維をポリエステル系樹脂で硬化させた、一般的な成形製法です。VARIS製品は、その用途に応じ耐熱/耐候性の高い樹脂を選定し使用しております。定番素材なため、比較的安価でエアロパーツを製作できるのも特徴です。

CARBON+FRP製

FRP製をベースに、より強度が必要とされる箇所のみ部分的にカーボンで補強した製法です。カーボンを部分的に露出することができるため、スポーティなルックスと、FRPならではのコストパフォーマンスに優れた製法ともいえます。

フロントバンパー本体はFRPを採用し、リップ部分のみカーボンとしたエアロ。カーボンはどんなボディカラーにもマッチするというメリットも見逃せない。

CARBON製

いわゆる炭素繊維(カーボン)とガラス繊維をポリエステル系樹脂で硬化させる、一般的なウエットカーボン製法です。当社ではカーボン素材に最適な特殊樹脂を採用することで、さらなる強度と軽量化を実現しています。

ひと口にカーボンといっても、繊維の太さや編み込み方により何種類もあります。VARISではこれらを使い分け、見た目や強度の最適化を行っています。

VSDC製

全てをカーボン繊維のみで構成し、当社独自の特殊工法により高強度と軽量化を極めたVRS最高峰の製造方法です。これは通常のカーボン製よりも使用するカーボンのレイヤー数を増やしつつ、3K~12K等の特殊カーボン繊維を適所に採用することで、ドライカーボンに匹敵する高剛性と軽量化を実現しています。

※フィラメント数とは、1本のカーボン繊維の束に使用されるカーボン糸の数です。(例:3K=1本のカーボン繊維の束に3000本のカーボン糸を使用)

ボンネットやドア、トランクなどにVSDC製法を採用することで、大幅な軽量化を実現。クルマの運動性能を大幅に向上させることが可能となります。